日本ヴァイオリン

J.F.Pressenda 1837 “ex Shultz”

J.F.プレッセンダ 1837年製 “ex Shultz”

ストラディヴァリウス、デルジェスに代わる存在になるといわれている19世紀トリノの名工プレッセンダ。1821年にはトリノに自身に工房を構え、ジュゼッペ・ロッカ、ピエール・パシュレルといった素晴らしいアシスタントと共に多くの作品を残しました。存命当初からトリノを中心とするヴァイオリニストたちの評価が高く、この楽器が製作された前後、1832年、38年にトリノの展示会においてメダルを獲得しています。独自のスタイルであるフラットなアーチに、太く深みのある豊かな実力を備えています。
指揮者であり、アルバン・ベルク四重奏団のヴァオリニストとして長年活躍したゲルハルト・シュルツ氏に愛用されてきました。ウィーンの伝統を貫きながら、20世紀の革新的な音楽表現を取り入れてきたアルバン・ベルク四重奏団の数々のレコーディングにこのプレッセンダが使用されています。 19世紀トリノの名品、是非ご覧ください。

製作地
イタリア トリノ
カテゴリ
オールド