日本ヴァイオリン

Repair & Sound Adjustment

数々の演奏家にもご満足いただいた
熟練の職人によるメンテナンス

  • ヴァイオリンは自然の素材で、温度・湿度など環境の変化にとても敏感です。
  • 楽器を調整することにより驚くほど音が良くなったり、弾きやすくなります。
  • 定期的なメンテナンスは無くてはならないものですので、ぜひ当社の音の職人にご相談下さい。

楽器の潜在能力

当店では様々な方法で楽器の潜在能力を存分に引き出すための調整を行っております。
それぞれの楽器には本来持っている能力がありますが、状態が良好でないと充分にその能力を発揮することが出来ません。
また楽器は経年変化などにより不具合が出る場合もあります。
魂柱の長さの変化、駒の変形、弦の食い込みといった弊害により、音量・音色の低下を引き起こします。
当店では豊富な経験に裏打ちされた技術による調整や、またはその楽器に合った駒・魂柱を厳選された古材を用いてセッティングし、音量・音色・バランスを改善していきます

駒の状態が適正でないと、弦の押さえづらさや隣の弦に触ってしまう等の不調の原因になります。
また駒は技術者の水準を見る目安の一つと言われます。
表板との密着・弦の均等な並び・適正な厚みの仕上げ・音にも影響の大きい各部輪郭の削り出し等、楽器の音や弾き易さに大きく関わるパーツです。

魂柱

弦楽器の音の調整で最も重要な要素が魂柱です。
魂柱の状態次第で楽器の音は大きく変わります。
そして楽器の内部に立っている魂柱の調整は大変難易度の高いものの一つです。
外からは良く見えない魂柱を、立てる位置・挟まる強さ・上下の密着などを同時に満たしながら最良の状態に調整します。

指板・ナット

指板は黒檀という硬い木で作られていますが、使用するうちに次第にすり減り、形が崩れてきます。
状態の悪い指板はノイズの原因になったり、音程が取りづらくなったりします。
指板の厚みが充分であれば表面を削って調整しますが、指板が薄い場合は交換をお勧めします。
状態の悪い指板を修理すると格段に弾き易くなることが実感出来るはずです。
またナットの状態が悪いと弦が痛み易かったり押さえづらかったりすることがあります。