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８本のストラディヴァリウスの重さ。

現存するストラディヴァリウスは全世界で600挺と言われています。
そのうち演奏家やコレクターなど個人が所有しているものが約200挺程度、
そして、取引が可能なものがわずか50挺とみられます。

ストラディヴァリウスをはじめとする、
最高峰に位置付けられるオールドヴァイオリンの数は極めて限られており、
通常の楽器店で取り扱われることはほとんどありません。
世界でも少数の楽器商がネットワークを張って、売買を行なっています。

日本ヴァイオリンは今年で設立40周年を迎えましたが、
ひとつひとつの仕事を丁寧に仕上げていくことで信頼関係を築き、
ネットワークに加わることができました。

その結果、今、日本ヴァイオリンは、
自社が保有しているもの、ご購入いただいた方から管理を委託されているものを合わせて、
8挺のストラディヴァリウスを保管しています。

世界の市場で取引可能とされる50 挺のうち、
8挺が日本の私たちの会社に置かれているということに、身が引き締まる思いです。

それも、これまでの仕事を評価していただいてのことだと自負しています。

その他、十数億円のグァルネリ・デル・ジェズが2挺、
数千万円の楽器を30挺程度常時保管しています。
この「重み」を常に意識しつつグローバルに活動を続けてまいります。

会社概要

社名: 株式会社日本ヴァイオリン
創業: 1980年（昭和55年）
資本金: 1,000万円
代表取締役: 中澤　創太
本社所在地: 〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7 ドルミ御苑ビル4F, 5F
TEL: 03-3352-7021

代表取締役社長中澤創太（なかざわそうた）プロフィール

東京都生まれ。上智大学卒業後、電通を経て2014年から日本ヴァイオリン代表取締役社長。カーネギーホール・ノータブルズジャパン副会長。今まで手にしたストラディヴァリウスは70挺を超える。21挺のストラディヴァリウスがアジア史上初めて集結した『東京ストラディヴァリウスフェスティバル 2018』では実行委員長・代表キュレーターを務め、メインの展覧会では7日間で約13,000人を集め、世界的話題に。翌年にアジア地域最大級のクリエーティブフェスティバル『スパイクスアジア』のDigital Craft部門にてデジタルインスタレーション「Stradivarius: Timeless Journey」がグランプリを受賞。著書『TOKYO ストラディヴァリウス１８００日戦記/日経BP出版』はAmazon アート・芸術カテゴリなどでベストセラー1位獲得。

沿革

1980年: 中澤宗幸個人にて創業。

1983年: 弦楽器販売店として株式会社弦楽器デュオを設立。

1984年: 長野県上田市に中澤ホールオープン

1986年: 国内で初めてW.E. Hill & Sons社と出版・翻訳許可を得て、アントニオ・ストラディヴァリ　その生涯と作品（1644-1737）創刊（ウィリアム・ヒル著）

1988年: 国内で初めてW.E. Hill & Sons社と出版・翻訳許可を得て、グァルネリ家のヴァイオリン製作者達（1626-1762）創刊（ウィリアム・ヒル著）

2004年: グループ会社Tone wood International SRLをイタリア・クレモナ市に設立ハイグレード木材を専門に取扱う。

2007年: 第一回宗次エンジェルヴァイオリンコンクールを共催。現在継続中。; 楽器オーナーと演奏家をつなぐ「日本ヴァイオリンソサエティ」の発足

2013年: マセラティジャパン株式会社と弊社提供”ストラディヴァリウス”を用いたサウンドに関する共同プロジェクトを実施。

2015年: 2015年1月
世界最大手J&A Beare社とAntonio Stradivari 1718 “SAN LORENZO Ex, Viotti”の独占販売契約を締結。
同年に国内の財団に収める。; 2015年10月
日本の弦楽器商社として初めてイタリアのヴァイオリン博物館にグァルネリ・デルジェス 1734 "Prince Doria”を期間限定で寄託

2016年: 米国大手、William Moennig & Son社のヴァイオリン情報・資料・写真アーカイブを取得

2018年: ストラディヴァリウスサミットコンサートへの協力; 2018年9月
クレモナにあるヴァイオリン博物館Museo del violinoのサイエンスチームが行った、A.Stradivarius 1718年製 “San Lorenzo”の検証に参画; 日本外国特派員協会にて「東京ストラディヴァリウスフェスティバル 2018」記者発表; 日本語版「ストラディヴァリの生涯と作品(1644-1737)」を限定復刻; アジアを代表する弦楽器専門商社のひとつとして、イギリス音楽雑誌The Stradに掲載される; 森アーツセンターギャラリーにて開催された「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018-ストラディヴァリウス300年目のキセキ展-」を監修

写真中央：高円宮妃久子殿下、写真左：日本ヴァイオリン代表取締役社長中澤創太、写真右：アークヒルズクラブ専務理事紿田英哉様; 「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018 -ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展-」に合わせて21挺のストラディヴァリウスを収録したEXHIBITION BOOKを発刊

2019年: 「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018 -ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展-」に合わせて発行したEXHIBITION BOOKがアメリカ議会図書館（Library of Congress）の蔵書に追加; 長野県松本市に日本ヴァイオリン松本店を新規オープン; シンガポールで開催されたアジア地域最大級のクリエーティブ祭『スパイクスアジア』にて、最優秀グランプリを受賞; カルティエ “時の結晶” スペシャルイベントに楽器協力